ヱヴァ:破ラストの「:Q」次回予告に出てきた描写は一切、Q本編には出てきていません
公開直後から「内容が予告と違いすぎる」と話題になったのも記憶に新しいですね
そこまでエヴァの謎に興味のないヒトからしてみれば単なる“予定変更”にしか見えないかもしれませんが、実は「あの予告は空白の14年で起きた出来事ではないのか?」とも言われています
実際、槍によって覚醒状態を解除された初号機の末路やアスカが目覚めた後の部屋、Mark.06がドグマを降下している描写も、14年の間にあったとしても全くおかしくありません
ただ、誰もが気になっているのがエヴァ8号機のデザインの違いです
「胎動するエヴァ8号機とそのパイロット」という部分を聞いた時、EVA Mark.06のような特殊なエヴァであることを期待していた人は大勢いるはず
でも蓋を開けてみると、ヱヴァ:Qで登場した8号機は派手なピンク色の普通のエヴァでした
14年の間に起きていたことにすれば問題のないと言っていた人たちも、この8号機問題でいつもつまづいていたわけです
やはり、あの次回予告はボツになったQ本編の一部だったのでしょうか?
(ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破「:Q次回予告」より)
いや、そう考えるのはまだ早いです
Qのパンフレット、もしくはQのBD/DVD付属のブックレットを持っているひとに確認してほしいことがあります
エヴァ8号機の正式名称の部分です
何と書いていますか?
汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン 正規実用型(ヴィレカスタム)8号機
と書いているはずです
この名称の“ある部分”に違和感を感じているのは自分だけではないと思うのですが、どうでしょう?
その部分とは、“ヴィレカスタム”というところですね
最初はてっきり、US作戦後にエヴァのデザインがリニューアルされたことをヴィレカスタムとしているものとばかり思っていたのですが、どうやら違うようです
エヴァ改2号機にはなく、8号機にはあるヴィレカスタムという名称
これでふとひらめいたのが、“エヴァ8号機にはヴィレカスタムとなる前の状態が存在した”可能性
(ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破「:Q次回予告」より)
そう、つまり予告で胎動していたエヴァ8号機は、実はヴィレで入手する前のネルフのエヴァンゲリオンだったのではないでしょうか?
「いやいや、にしても目のあたりが違いすぎじゃぁ…」と思う人もいるかもしれませんね
何せQで登場した8号機は目が8つもありますから
ただ、何もそれがすべて本物の目である必要はないと思うのですがどうでしょうか?
よく見てみると、予告での8号機のバイザーは錨のカタチをしていますが、その奥で3つの目が光っているのが分かります
ピンク8号機の8つの目も実はただのバイザーで、素体的には3つの目という可能性もあります
(余談ですが、ADAMSのうち1体の目も3つありますが、もしや何か関係があるかも?)
長くなってしまいましたが、まとめると…
・8号機はネルフで開発されたエヴァ
・当初は黒っぽい色で、バイザーが錨型だった
・14年の間に何らかの理由によりヴィレのエヴァとなった
・ヴィレにて新たに整備されたことによりデザインが変わった
・よってヴィレカスタムという名称がついている
こんな感じではないでしょうかね
あくまでも考察(妄想という名の)なので、真相は不明ですが
ちなみに、ピンク色のカラーリングに関して一つ
破でアスカが3号機を赤くしてほしいと言っている場面がありましたが、これと同じような感じで、マリがピンク色のカラーリングを要望したんでしょうかね
リボルテックヤマグチNo.139 エヴァンゲリオン正規実用型(ヴィレカスタム)8号機β